



赤ちゃんを洗う時に特別な道具は必要ありません。 まず部屋の中でママが赤ちゃんを洗ってあげます。冬は温かくした部屋で行いましょう。パパはバスルームで赤ちゃんを洗い流す役割。先にお風呂に入って待機していましょう。ママが部屋に用意するのは次のとおりです。

座布団とバスタオルで作ったベッドに赤ちゃんをのせます。
こうするとママが両手を使うことができるので、
安心して、しっかり赤ちゃんを洗うことができます。
またこの状態は、赤ちゃんにとって快適な姿勢です。
では服を脱がせ、さっそく洗っていきましょう。
全身はママの手を使って洗ってあげます。
手の平でしっかり洗ってあげることにより、
赤ちゃんの体のブツブツがどこにあるのか、
傷があるのかなどを発見しやすくなります。

最初は顔から洗っていきます。
液体石けんは泡立ちすぎて
泡が赤ちゃんの目に入ってしまうことがあるので、
固形石けんの使用がおすすめです。
石けんを少し泡立て、鼻の下などもしっかり洗い、
すぐに顔を拭いてあげましょう。
後からお風呂でしっかり洗い流すので、
軽く拭いてあげる程度で大丈夫です。

次に体を洗います。おしりは最後に洗うので、オムツはしたままでかまいません。
赤ちゃんの体を動かす時は、赤ちゃんの体の関節をもってあげるようにしましょう。
顔を洗う時とは違い、この時は液体石けんのように充分に泡立つものが便利です。
ママは赤ちゃんの頭の後ろを腕で支え(耳をふさぐ必要はありません)、
頭の後ろや耳の後ろにもしっかり石けんをつけて洗いましょう。
腕の支えを取り、赤ちゃんの顎を上に向けてあげると
首のしわ部分もしっかりと洗うことができます。

わきの下を洗う時は赤ちゃんの腕を持ち上げますが、この時も必ず関節を持って動かしてください。
胸の部分が終わったら次は手へ。
大抵の赤ちゃんはぎゅっと手を握っているので、手の平を洗う時は赤ちゃんの手の小指の方から
お母さんの親指を差しこんで洗ってあげるとスムーズです。
そして足へ。赤ちゃんの足の指の間は綿ボコリが入っていることが多いので、
しっかり洗ってあげましょう。

体の正面すべてを洗い終わったら、赤ちゃんをうつぶせに寝かせてください。
洗い方は正面の時と同じですが、わき腹のあたりはずっと下になっているため、
綿ボコリがついていることが多いので、ここもしっかり洗ってあげましょう。
膝の裏も汚れやすいポイント。注意してあげましょう。

次はオムツをはずし、おしりを洗いましょう。
赤ちゃんを再び仰向けに寝かせてください。
冬の間は胸の部分にタオルをあててあげるなど、体が冷えないように注意しましょう。
股の間、脂肪で隠れている皮膚の部分、また股からおしりにかけての部分など、
特に汚れている部分、ウンチが残っていたりする部分は、隅々までよく洗ってください。
おしりのうしろ部分を洗う時は太ももの後ろ部分を持ち、図のようにおしりの半分だけを
洗うようにすると楽にできます。
これで赤ちゃんの全身を洗い終えることができました!

さて、ここからパパの出番です。 ママが赤ちゃんを洗っている間、 パパはバスルームで湯船につかるなどして、 お湯の調整をしておいてください。 (赤ちゃんにとって熱すぎたりしないように注意しましょう) ママは赤ちゃんを裸で連れていかず、洗う際に敷いていたバスタオルに包んであげましょう。
パパはバスルームで赤ちゃんを受け取り、湯船から汲んだお湯で
赤ちゃんの全身についている石けんを洗い流していきます。
(シャワーを直接かけないようにしてください)
頭を洗う時は赤ちゃんを膝の上でうつぶせにし、
頭の後ろからお湯を掛けてあげれば大丈夫です。
この時に気をつけなければならないのは、
お湯が耳の中に入ることではなく、
石けんが目に入らないようにすることです。

パパは赤ちゃんを洗い上げたら、一緒に湯船に入ります。
浴槽に高さがあり過ぎ、赤ちゃんを抱いたまま入れないと感じたら
ママに手伝ってもらいましょう。
浴槽内では図のように三角すわりをして、赤ちゃんと一緒にお湯に浸かります。

パパは湯船の中で、赤ちゃんに話しかけるなどスキンシップをとりましょう。
ぬるければお湯を足してもかまいませんが、熱いお湯が直接赤ちゃんにかかることのないよう注意してください。
約5分ほど浸かったらママを呼び、赤ちゃんをお風呂から出してあげます。

お風呂からあがった赤ちゃんの体を拭いてあげます。
体温が下がらないようにまずは頭から、そしておしりを拭きましょう。
おしっこが飛ばないようにオムツをしておくと安心かもしれません。
赤ちゃんを拭くときはゆっくりと丁寧に。
耳の中にお湯が入っていても、タオルでふき取るぐらいで大丈夫です。
この時も、赤ちゃんを動かす時は関節をもって動かすよう注意してください。
服を着せたら、お風呂タイムの終了です。

最後に、赤ちゃんに水分を補給しましょう。 授乳中は母乳でかまいません。
監修:助産師 上林文子先生